
海を越えて、想いが届いた一足。
今回は、韓国のお客様との心温まるやり取りを綴ります。SNSを通じてお問い合わせをいただいたのが始まりでした。やり取りは英語オンリー。お互いに少し大変でしたが、そこは靴好き同士。言葉の壁を越えて、気持ちはじわじわ通じていきました。
サイズ選びという最初の山
海外通販で最も難しいのは、やはりサイズ感です。しかも今回は、韓国では販売されていない当店別注ALDENのVチップ・クロムエクセル。実物を試すことができない中、足の特徴や履き方、ご希望のフィット感を細かく確認しながら、綿密なやり取りの末にご注文サイズが決まりました。
この靴をどうしても履きたい。その熱意が文章の端々から伝わってきて、こちらも自然と力が入りました。
海を越える途中で起きたこと
通常であれば7日ほどで到着するはずが、今回は想像以上に時間がかかってしまいました。どうやら通関で開封されたようで、さらにALDENの箱に直接書類を貼られてしまい、箱の顔ともいえる金色ロゴが剥がれてしまっていました。
ようやく届いた後に送られてきた「Shock!」という一言。その短い言葉に、お客様の落胆がすべて詰まっていました。

それでも靴は、きちんと届いた
ざっくばらんなやり取りが多い海外のお客様もいらっしゃる中、このお客様は終始とても丁寧でした。文字こそ英語でしたが、まるで同郷の旧知の人と話しているような、不思議な近さを感じました。
そして肝心の靴は、吸い付くようなフィット感だったとのこと。「これを待っていたんだ」と伝わる言葉とともに、実際に履いてくださった写真まで送ってくださいました。

靴がつないだ、あたたかな余韻
海外のお客様とやり取りする機会はこれまでもありましたが、購入後にこうして履いている写真を送っていただいたのは初めてでした。とても新鮮で、素直に嬉しい出来事でした。
最初から最後まで丁寧なやり取りで、本当に良いお客様に巡り会えたと感じています。こんなやり取りが少しずつ増えて、お互いの気持ちが通じ合っていけば、世界はもう少しマシになるのではないでしょうかねぇ。靴一足で大げさに聞こえるかもしれませんが、案外、こういう小さなことが大事なのだと思います。

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