ペッカリーグローブ「17-1069」が入荷しました。レディースDENTSの最上位モデルの一つです。グローブ一つに10万円を超える価格が付けられている理由は、希少な革であると同時に、優れた品質を誇っており、「革の王様」と呼ばれるからです。詳しくは、後述します。

本日入荷したグローブは、ライニングにカシミア100%を使用しています。裾部分はパームベント型で、着脱のしやすいデザインが特徴です。また、レディースモデルのためメンズに比べて気持ち長めのシルエットも特徴です。ライニングの色は、革の色によってそれぞれ異なるのもメンズモデルにない特徴です。染色される色も素敵な色合いが楽しめます。

さすが英国王室に認められているグローブメーカーだけあり、優れた品質を誇ります。世界中にファンがいて、コレクションを楽しんでいるDENTSユーザーも多くいます。

先ほどライニングのカシミヤの色がそれぞれことなるとお話ししましたが、ステッチの色もライニングに合わせた色合いにしてあるのも特徴です。ちょっとしたメーカーのこだわりを感じる部分です。








革の王様と呼ばれている南米の野生動物「peccary (ペッカリー)」レザーは、ワシントン条約のCITESリスト附属書IIに該当する動物で、絶滅危惧種ではないものの「危惧種」という位置付けとなっていて、かなり厳しい保護措置が取られている動物です。

その為、乱獲を防ぐありとあらゆる措置が取られています。輸出入の際にも許可証が必要だったりします。しかし、絶滅するところまでは行っていない為、条約の元で上手にコントロール下に置き、アマゾン地域の生活向上や教育支援への補助を担っている動物です。

ペッカリーレザーが高級なのはその為だけではありません。優れた耐久性や柔らかさは、グローブレザーに相応しいと言われていて、昔からペッカリーは、「革の王様」と呼ばれるほど高級かつ優れた皮革製品として知られています。



要約するとこのように書かれています。

• 持続可能な調達: ペッカリーレザーは、ペルーのSERFOR認定の収集業者による生計狩猟で得られた副産物で、現地の先住民コミュニティに収入源を提供している。捕獲量はSERFORが管理しており、種の保護が確保されている。
• CITESの遵守: ペッカリーレザーはCITESの附属書IIに分類され、合法的かつ持続可能な方法で取引が行われている。輸出や再輸出には適切な許可証が必要。
• 環境・社会的配慮: PECCARY LEATHER SACは、最高品質を追求しつつ、持続可能性を重視している。梱包材のリサイクル、平等な賃金の促進、アマゾン地域の生活向上や教育支援を行っている。
• ミッション: 環境への影響を最小限に抑え、次世代のために自然環境を保護しながら、高級製品を提供することを使命としている。

決して乱獲しているわけではなく正しくコントロール下に置き、ペッカリーに携わっている地域住民の生活を保護しながら持続可能性を模索し続けているのが、彼らの役割であり、その考えを遵守しながら生産し続けることで、DENTS社は、長きに渡りペッカリーレザーを製品として提供し続けることができているのです。