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ミシガン州の工房で作られているフェルナンドレザーのMiddle-English(レディース)が入荷しました。完全なる手作りで、設計図も合って無いような、超素朴さが魅力です。左右で若干違うのはご愛嬌ですし、革も薄くすることなくほぼそのままの厚みで使っていて肉厚。それでいて柔らかいのは、ホーウィン社のクロムエクセル様々です。

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各パーツの切り出しもハンドで行っているので、作っている本人はめっちゃ楽しいんだと思いますが、生真面目な人には向かい靴です。もっとこう、牧歌的な時代が好きな人やゆったりとした時間を好む人にはフィットする靴だと思います。今の時代、こういう靴はある意味必要なのかもしれません。

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靴内部には、たぶん釘みたいなもので、「♀7D」と刻んであって、要するにレディースのサイズ7Dだよって教えてくれています。これも左右で綺麗に揃えないので、右足の方が辛うじてわかるかな〜って感じなのも笑えます。全く履く人のことを考えていないというか、まぁそんなこと無いのは、今までのフェルナンドを知っている人達ならわかってくれると思うんだけど、あんまり細かいことを気にしないフェルナンドらしい部分です。

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高級靴とか緻密に計算されて作られた靴は、全く別の宇宙に住んでいる靴。たーだー!、履き心地の開放感はさすがです。もう今日1日どうでもいいや〜って時に履きたい靴ですね! そして、なんだか優しい気持ちにさせてくれる靴です。