デザインソースはバレエシューズ
ドイツで作られているトリッペンのレディースシューズPONDは、バレエシューズのようなシンプルなアッパーデザインが特徴のスリッポン型の革靴です。履き口の先端はV字にカットされていて、丸グリ部分の内部にゴム紐を通してあり、紐の先端は踵から飛び出していて結んであるデザインです。こうすることで、履いた時に足にフィットするように自在に調整ができます。なぜそのような構造になっているのでしょうか。
秀逸な革アルビノ
実は、使用している革に理由があります。革は、アルビノという鹿の革を使っています。昔は、エルクという鹿革でしたが、最近はアルビノの鹿革が主流となってきました。鹿革は、とても柔らかい革です。写真でわかるかわかりませんれど、牛革の数倍は柔らかくて柔軟性があります。その性質を利用して、先ほどのゴム紐を引っ張ることで、巾着のように履き口をキュッと締め付けることができます。そうすることで、足の形に無理なく合わせて履けるのです。革の性格をよく理解した設定だと感心します。
構造から垣間見える理念
ソールは、最近とくにチョイスすることの多いStickを使用しました。デザインがシンプルで、屈曲性に飛んでいるゴムソールです。履き心地はトリッペンですので、言うまでもありません。アッパーの鹿革との相性も良く、とてもコンフォータブルな履き心地を提供してくれます。もちろん、すり減って来た時に張り替え修理ができるという点もトリッペンが創業当時から掲げている環境配慮型コンセプトの一つです。そう、サステナブルとかSdgsなんて言われずっと前から当たり前のように続けてきた理念が息づいているメーカーです。
多くのファンに愛される
フワッと足を包み込むアルビノレザーと快適な屈曲性能を楽しめるStick。そして環境に優しい靴づくり。その優れたバランス感覚こそが、世界中に多くのファンを抱え、多くのファッションデザイナー達も魅了し続けている理由なのかもしれません。あなたも名作を生みつづけているトリッペンを味わってください。
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