こんにちは、靴愛好家の皆さん! オールデンフリークの皆さん。
今日は、お客様の大切なオールデンのコードバンチャッカブーツ、モデル1339と1340の修理の様子をシェアしたいと思います。これらのブーツはお客様にとって、ただの靴ではなく、愛着のある一足なんだと思います。
最初は、アッパーの汚れや傷が気になっていました。しかし、思い切って修理に出すことにしてくれたんです。近くの修理店に持っていくこともできたでしょう。それを遠方からわざわざ当店にご依頼いただいたのが嬉しくて嬉しくて、丁寧に心を込めて仕上げました。
まずは、ソールの修理から。ダブルレザーソールにオールソールを施してもらいました。そこに、爪先にトライアンフスチールを入れてもらったんです。金色に輝くスチールが、まるでブーツにエレガントなアクセントを加えてくれるようで、とても格好良い仕上がりになりました。ヒールはもともと半分革でしたが、タフに履いてるようなので、強化型のラバーヒールをご提案し、採用して頂きました。
次に、アッパーの汚れを落とし、保革クリームで栄養補給。これで革がしっとりとして、また輝きを取り戻しました。さらに、防水処理も忘れずに行いました。これで出先の雨でも安心して履けますね。
最後に、色を入れて磨き上げました。ブーツがまるで新品のように輝いているのを見て、お客様はきっと喜んでくれることを期待しています。
これからも、このオールデンのコードバンチャッカブーツと共に、お客様の素敵な思い出を作って頂きたいと思います。靴修理はただの修理ではなく、靴との新たな出会いと冒険の始まりなんですね。
ちなみに預かった時の状態。道具として使っているんだなぁと実感。
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