英国ジョセフ・チーニーからHowardが入荷しました。普段からとても使いやすい1足です。アッパーレザーは、上質なグレインレザーを使用。型押しされたシボの深さが気に入っています。凹凸がはっきりと出ており、雰囲気抜群。色はマホガニーというのも素敵です。単色というよりも自然な色ムラが入っているので、見る角度によって表情が変わるところなんてイイじゃないですか!
グッドイヤーウエルト製法で堅牢に作られていて、履いた時の安心があります。UKサイズ採りですが、薄手のソックスで履く場合は、ハーフサイズ落としても良い場合もありますが、私が履いた感じですと試着時に薄手ソックスで、少しゆとりがある感じでしたので、このまま薄い生地のソックスまたは素足で履くならハーフサイズ落とすかなといった印象。ウールソックスなどと合わせるならこのままのサイズがベストかと思いました。
ローファーなんで、甲が低めの設計ですが、グッドイヤー製法の靴なのでコルクが沈むことを考えると初期は気持ちタイト目がいいんですけど、まぁその辺は好みの分かれるところでしょうね。たくさん靴を持っている人は、履き慣らしっていわれても、なかなか出番が回ってこないからなかなか馴染まないじゃないですか。1日通して見ても、欧米人のように朝起きたら靴履いて、寝る直前まで履きっぱなしってこともないし。ゆるいよりは、ちょいタイト目の選択で良いと思います。
それにしても絵になる靴ですね。ちゃっちゃと撮影してこれですからね。雰囲気あるよねぇ〜。
ソールは、英国ダイナイトソールだから、非常に安心感があります。天候一切気にせず履けるところは最高です。もともと雨に強めの革ですが、防水ジェルなどで軽く防水バリアーを張っておけば、特に心配することなく、いつでも出動可能なイージーさ。クッション性も良くなっているから、歩くなという日でもあまり心配はなさそうです。やっぱり靴なんで、気を遣ってしまうのはどうにも性に合いませんから、そこら変をよく分かっている英国靴の優れた面を垣間見れるHowardは、やはり「大人のローファー」というわけです!
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