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パラブーツのシャンボードといえば、履き込むにつれてレースステイが閉じ切ってしまうというの癖があります。足の甲が薄い人だと、最初から閉じてしまうことも多く、かといってサイズダウンすると足先が当たってしまうので、結局履くことを諦めたわぁ〜という人もいるかと思います。

私はどちらかというと甲高めの足ですが、それでも年月と共にシュータンがくっついてきてしまいました。ソックスを厚手のものにすれば良いのですが、それだと夏シーズン履くには暑くて辛いです。インソールを追加する方法もありますが、できれば入れたくない。

そこで私は考えました。シュータンの裏に何か詰め物したらよいんではないかと。


これはコードバンCHAMBORDですが、閉じ切ってしまった。
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加工後イメージを職人さんと共有しました
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完成したのがこちらです
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そして、イメージ通りのものが出来上がってきました。見た目もほとんど新品時と変わりないですが、履いた時の劇的な変化を感じられました。この方法は、たぶん他の靴でもいけると思います。また。店頭であれば、加工後のシミュレーションもでき、どの程度の厚みが好みかをテストしてから加工することも可能です。

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出来上がってきたシャンボードにご満悦中(笑) ホールド感も新品時に戻ってくれたので足が靴中で遊ぶこともなくなり、薄手ソックスで履いても文句なしの心地よさ。時につま先すがいい感じです。これなら無理して小さいサイズを選ばなくてもよいでしょう。

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詰め物ができるのは、限度がありそうですが、私と同程度の厚みであれば、問題なくできます。同じような悩みで履きたくても躊躇っているユーザーさんは、当店まで靴を持ってご来店くださいませ。
その際、「シャンボードのシュータン裏加工のブログ記事をみたんですが」といって、私(社長)指名してください。(私以外のスタッフは、詳細を知らない為、お答えができませんのでご注意ください)

(※)料金・日数など、詳細は店舗で直接対面でのご案内とさせて頂きます。