ギッタ-2

ブーツ修理のご依頼品ですが、ダメージが凄い。今まで預かった中でもかなりのダメージです。聞けばバイクツーリング中に転倒してズサーッと擦ってしまったそうです。
「足がバイクに挟まったお陰でバイクはほぼ無傷でした(笑)てへぺろ😆」って、ゾッとすることを平然と言いますな。

話を聞いているだけでも、30年前の私の事故が脳裏に蘇ります。古傷が痛むわ・・・背筋も凍るわで・・・。

さて、「元どおりが無理なのは承知で、なんとかなりませんか?」ということで、出来る限りカバーすることにしました。どこまで出来るかな。

ギッタ-1


表面削って余計な革と汚れを取り除いてからできるだけ平らにして、色を合わせて補色してから磨いて・・・・と、出来る限りやってみましたが、ここが限界かなぁ。もっと綺麗にする方法もあるんだけど、範囲が広いので修理するより買い換えた方が良い値段になってしまう。
途中経過を見てもらって、「もぅ、全然OKッス!」とオッケー頂きました。よかった。でも修理代あんま頂けないなぁ。格安にしておきます。

ギッタ-4


パっと見では、まぁわからんかなと。バイク専用に使っていることで、ヒールカウンター部分はフレームに擦れた跡か鉄粉にまみれていましたが、また乗ればすぐに付着する部分なので、敢えて取らないよと伝えてこちらもOK。

IMG_8210


右足は、比較的軽度だったので、まぁまぁわからなくなりました。

ギッタ-3


やっぱり二輪は転倒というリスクがつきもの。今回は体に大した怪我がなくてよかったけれど、次は気をつけてくださいねぇ。(今後は各種プロテクターを追加装備するそうです!)