1970年誕生のアメリカンレザーベンチメーカーがSolesu Survivor。無骨な作り、素材の善し悪しはそのままに製品化することで得られる男らしい渋さと遊び心が魅力。使い込んだ道具感をこの作品から感じ取って欲しいです。これぞまさにメイドインUSAの薫りを感じさせてくれる革製品です。



革職人であったSteve Rye (別名 Solesu Survivor)は、60年代まで多くの革職人の１人でした。70年代に妻ケイとアメリカ中を旅しながらフェスティバルやクラフトフェアなどで売り歩く旅を続け、ニューオリンズでしばらく過すこととなります。フロリダに滞在していたころに同国は不況に向かっていた時期で、収入を補う為に農家の仕事もしばしばしていたようです。



80年代に入りセントルイス(ミズーリ州)で店を開店しました。この時代までにスティーブは、残った少数の革職人の１人となっていました。今日、Sole Survivorは、歴史的なベルヴィル中心部で匠の技を持つ職人達によって作られるベンチメーカーとなっています。現存するメイドインUSAの息吹きを感じ取って下さい。