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パラブーツの革靴チロリアンシューズ「MICHAEL(ミカエル)」です。サイズ選びが難しいと言われるので、実際にどの程度変化するのかテストしてみました。(現在もテスト中です)


参考データ (私の靴サイズ=大体27.0cmを選びます)
・CHAMBORD 8.0 (程よい)
・CLUSAZ 8.0 (ちょい小さい)
・Vチップカーフ 9.0 (モディファイド) (程よい)
・プレーントゥ  9.0 (バリーラスト) (程よい)
・タンカーブーツ 9.5 (ミリタリー) (程よい)
・レンジャーモック 9.5 (VAN) (程よい)
・ウイングチップ  9.5 (アバディーン) (程よい)


テスト靴のMICHAEL サイズ41.5
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MICHAELは、厚手ソックスで履くことを想定していますが、薄手ソックスで履いた時どのような感じなのかご紹介します。上の写真は、靴紐をきっちり締めたときの足入れ感です。爪先は気持ち空間があります。

つづいて、靴紐を緩めて、靴内部で足を前方に動かせるだけ動かした際にできるカカトの遊びです。
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ご覧のように親指が1本入るくらいで合わせてみました。この辺は好みが分かれる部分で、もっとタイトに合わせている人もいます。わたしもサイズ40と悩んだのですが、幅や甲の締め付けが少しタイト過ぎるかなという印象があったのと、そもそも普段からさほど歩かない(デスクワーク中心)ため、靴が馴染むまでに時間がかかること。好みとしては、ゆったり目のフィーリングが好きなことが前提となっています。

CHAMBORDも持っていますが、履いた時の感触は、指周りがよく似ている木型だなぁという印象です。親指と小指がキュッとサイドから包み込まれるように絞り込まれた木型です。外見からはそんなふうに見えないのですが、実際は細身の木型なんです。しかし、甲はCHAMBORDほど高いという印象はなくレースステイもまだ閉じれる要素があることから、41.5で手を打ちました。

実際に履いてみての印象は、40でもよかったかなという面もありつつ、厚手のソックスを履いた時には40だと無理だろうなぁという印象です。まだ新品ということもあってソールがまだまだ屈曲してくれないので、必然的に歩行時にカカト浮きする感触が強く出ます。まぁ、このあたりが難しのですが、わたしの場合、どちらかというとこの程度のルーズさはそんなに気にならないことや、座り仕事をしている時に圧倒的に楽チンであるということから、41.5にして(今のところ)正解だったかなと思っています。

もう少し、ソールの返りが出てきて、かつレースステイ(羽根)も閉じられるようになってくれば、シューレース部分で靴と足を一体化させることが可能になりますし、少し厚手ソックスにするだけで一気にフィット感が増すことを考えると現時点では理想的なサイズ感かと思われます。

今後どうなるか分かりませんよ(笑) 年齢とともに足も変化するでしょうし、靴も当然ながら革が伸びてくるでしょう。ただ、パラブーツに関しては、インソール下にコルクが使用されていない(ラバー内臓)なので、コルクほど沈み込まない性質もあります。その代わりアッパーシェルが足形なりに伸びてくるので、ガッツリ履き込んでいった時にどう変化するか楽しみな靴です。
(もし薄手ソックス前提で、初期タイトな足入れ感も我慢できるなら40でも良いと思いますが、身長とのバランスや羽根の開いたときの見た目も考慮に入れたほうがよいですね)

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早く馴染ませたいので、雨の日にはヘビーに履くように心がけています。Lisもカーフもそうですが、濡れた時の馴染みはスピードアップしますね。雪の時はもっとすごく早く馴染んでくれます。今年の冬のような大雪は勘弁ですけどねぇ。


私なりのサイズ選択基準ですが、
ALDENのサイズ-1 = CHAMBORD
CHAMBORD×5 ≧ MICHAEL

てな感じでしょうかねぇ。うぅ適当ー。でも大体こんなところです(笑)


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しかし、ほんとに手のかからん靴ですね。パラブーツを好きになる理由の一つだなぁとつくづく思います。