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オールデン傑作木型の一つABERDEEN LAST(アバディーン)を採用したモンクストラップ#954。長年扱ってきましたが今回はじめて品番をそのままにNATORIYAのロゴがインソックに刻印された特別モデルを作りました。私の意向で仕様は一切変えずに製造を依頼。だって変更する必要性がないんですから。そのため品番も#954はそのままです。この by The NATORIYAモンクにもホーウィンのシェルコードバンバーガンディーNo,8を採用。余談ですが、過去にはブラックコートバンのモンクが何故か存在しませんでしたので、別注で作ったこともありました(その後、2008年中に当店別注で黒コードバンの初生産され定番モデルへ昇格という流れ)。

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珠玉のホーウィン社シェルコードバンが放つ焼き色や履き皺を最も美しく表現できるシャープなプレーントゥノーズが特徴です。シングルオークレザーソールは、ALDENらしいアバウトさのなかにも流麗さを感じさせる組み合わせが特徴。アバディーンはタイトな設計で、そのため履き慣らしを要求してきますが、馴染んでくると実に爽快であり、さらに長年履き込むと手放せない味わいのある履き心地へと進化します。オーナーさんの足型に染まりきった954は芸術的な美しさも魅力です。


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名作ラストと呼ばれるモディファイド、バリー、ミリタリーとは全く違ったテイストの足入れ感覚。特にシャープ感のあるボールガース部から前方のタイトフィッティングは「ウォーッ」と叫んでしまうほど。それもこの靴を履く為の通過儀礼でから甘んじて受け入れましょう。脱ぎ履きが超絶便利なのもこの上ない喜びです。


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革ベルトに直接バックルを通す事はせず、伸縮自在のエラスティック素材でエクステンションすることで、バックル自体に稼動域を持たせてあり、靴べらがあれば (最悪無くても!) ベルトを外す事無く脱ぎ履きができる優れものです。脱ぎ履きの多い仕事に従事されている営業マンなどには最適です。またベルト調整穴は5個あり、この伸縮域との組み合わせで調節範囲は実に微細に選択が可能。このバックル自体も真鍮で作られている超こだわりで、アッパー共々磨区楽しみがあります!


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コーディネートもお任せあれの954。スーツ対応時のバリっと決まったスタイルを容易に表現できるのは勿論、デニムや綿パンで組み合わせることも良しとする非常に懐の広い靴として大変おすすめ度の高いモデルです。私見ですが、クォーターのカットライン、特に羽根部分のエッジは、オールデンの中でもピカイチのカッコ良さではないかと思っておりますし、前述のプレーンノーズのお陰もあって、甲部分に入る皺の格好良さと言ったら言葉では表現のしようがないくらい感動ものです。



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実際に履き込んだ写真をご覧頂ければ納得して頂けるでしょう。また、皺は、左右同じに入れようとする人がいますが、左右異なっても美しいのがオールデン皺の魅力です。自然に入る皺でも、強制的に入れる皺でも、各々に世界でたった一つの表情をお楽しみ頂けるのがこのモンクストラップの面白さなのです。



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とまぁ、こんな感じで語りつくせない魅力がある954。ついにNATORIYAのロゴまで載せて頂いて、オールデンには感謝しかありません。この喜びを世界中の954ファンに送ります!


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