フランスの田舎町プソージュで誕生したパトリック。その歴史は、意外にも古くて1892年まで遡る事ができます。日本へ上陸したのが1978年。約34年間もの長きに渡りスタイリッシュモダンなスニーカーを展開し続けるパトリックの作品群。細身のホディーと軽快な履き心地は、さらに進化し続けます。


イメージ 2


大好評のPUNCHシリーズからスエードモデルが登場しました。起毛作品は、過去にベロアのクレイジーパターンで登場したこともありました。今回は、肌触りが滑らかで質感もなかなか良いグレースエーをアッパーに乗せたシックな作品としてデザインされています。全てのパーツがグレー系で統一してあるところも魅力的です。

イメージ 3


自然な風合いを楽しむというのは革製品の醍醐味の一つですが、腕の立つ職人が丹精込めて作り上げた独創的風合いも革製品ならではの面白さです。自然なものではない仕上がりでも、一つの作品として捉えたとき、その価値は何倍にも膨れ上がることがあります。

イメージ 4


シックなカラーが派手さを抑え、少しだけ渋さを見せるカジュアルリッチテイストのホースレザーを使った作品がKURIKKAです。ワックスバフ仕上げによる独特の高級感が素材から滲み出た作品で、その佇まいは、他のパトリックとは一線を画するオーラを感じます。丁寧な職人の仕上げ技があるからこそのテイストと言えるでしょう。

イメージ 5


ホースレザーにWAXでバフ掛けをしたスペシャルな風合いが魅力的なKURIKKAのパープルです。ぶどうのアントシアニンのような紫色で、フルーティーなイメージが新鮮です。一足一足が職人の手仕上げで作り上げられた作品で、微妙な色のムラ加減、濃淡、彩度の差異などが見て取れるスニーカーです。

イメージ 6


2009年に展開された黒染色されたレザー使いでフォーマルシーンでも履けるスニーカーを提案したパトリック。満を持して第2弾が登場しました。今回は、ベースモデルにPUNCHを採用してクラシカルベーシックな雰囲気を楽しめそうです。言うなれば、レフェリーシューズのような趣きがクールでしょ。もともとテニスコートで活躍していたコートシューズがベースとなっていますので、外羽根仕様にレギュラー幅のコットン紐が通るスタイルがコーディネートの幅を広げてくれそうです。