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ジョンロブ WILLIAM2 ブーツ 9795ラスト ブラックカーフ ブラック系 205000円(税別)

1997年に靴専門誌の一面を飾っていたジョンロブ。広告として掲載されていたダブルバックルブーツの後継に当たるモデルで、名作ウィリアムの9795ラストをベースに新たに開発された珠玉の名作が、このWilliam2 Boot(ウィリアム2ブーツ)です。中でも最もシックでベーシックに履きこなせるアイテムがこのブラックカーフを使用したオーソドックスなシルバーバックル使いの逸品。威風堂々たる存在感、パーツ一つ一つが機能美を奏で、このブーツは完成された美しいフォルムを我々に見せ付けてくれます。バックル仕様のブーツを検討されているのであれば、最高峰となるこのジョンロブ製アンクルブーツは選択肢から決して外せない存在であるといえるでしょう。

本作は、ウィリアムのさらに後継であるウィリアム2のデザイン意匠を踏襲した作品です。最大のアピールポイントであるキャップトゥ部分のシームは、実はすくい縫いによるものです。一見するとアッパーはこの部分で2パーツに分かれているかのようですが、実際は1枚革で表現しています。熟練の職人が作り出したデザインであり、ジョンロブの技術力の高さを物語る部分です。バックルはシルバーバックルに細身のベルトを通した2バックル仕様で、上部ベルトはサイドへ流れるように配置されているのがオックスフォードタイプとの大きな違いです。また、アンクル部分にあるステッチに沿うようにデザインされているのも分かります。

そのアンクル部分は、ライニングレス仕様としてあります。チャッカブーツのロムゼイで人気を得たライニングレスアンクル仕様をそのまま流用したもので、見た目はブーツでありながら履いた時の感覚は、オックスフォードに迫る快適さを確保するべく提案されたデザインで、踝の出っ張った骨を巧みに避けたスタイルは、外見上のデザインにも生かされていますし、履いたときの快適さへも通じるものなのです。割と楽な足入れ感覚で、スタイルもドレッシー過ぎない程度に収まりますので、フォーマルだけでなくドレスダウンで履きたいという要望にも応えられるなど、懐の広いスタイリングは、着こなしを楽しいものにしてしてくれることでしょう。

ソール面は、レザーのダブルソールを採用したもので、ボリューム感が特徴的なウィリアムにはぴったりの構成です。当然ながら耐久性も高まりますので、普段使いでバンバン履きたいという要望にもマッチします。伏せ縫いされた丁寧な仕事ぶり、ソール面の美しい塗装と艶感は、履くのが勿体無いという気持ちにもなりますね。ウエルトは、オールアラウンド仕様で全周に渡り縫い目の見える仕様となっています。しっかりとしたヒールカップは、サイドクオーター部分まで長く伸びていて、トゥの中芯もしっかりとしたものが入っています。これらの部分にワックスを乗せ、鏡面仕上げにポリッシングすればもはや手放すことを許さない魅力的なダブルバックルブーツへと変貌を遂げるでしょう。世界最高峰、何物にも変え難い至福のひと時を味合わせてくれるブーツ。いよいよ所有するタイミングです。

商品ページ
http://www.natoriya.jp/JOHNLOBB/WILLIAM2BOOT-BLK-CALF.html

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